脳卒中の後遺症(痙縮:けいしゅく)

痙縮(けいしゅく)とは?
・痙縮(手足の筋肉のつっぱり)とは(http://btx-a.jp/keisyuku/symptom/index.html

ボトックス外来

脳卒中後などの痙縮(けいしゅく)の治療としてボツリヌス療法を専門に行う専門外来です。
手足の筋肉のつっぱりでお困りの方は、お気軽にご相談ください

ボトックス外来のご案内

ボトックス外来では、脳卒中、脳性麻痺、頭部外傷、脊髄損傷あるいは多発性硬化症などの疾患が原因で筋肉が緊張しすぎて、手足が動きにくかったり、勝手に動いてしまう症状に対し専門的に治療を行います。

厚生労働省の患者調査結果によると、本邦での慢性期の脳卒中患者は約134万人1)と報告されており、国内には約55万人の脳卒中後の痙縮患者が存在すると推定されます。また、頭部外傷、脊髄損傷、脳性麻痺、多発性硬化症などの後遺症に由来する痙縮についても同様の病態をとり、これら脳卒中後以外の原因に基づく重度痙縮症例が8万人以上2)いると推計されています。

1)厚生労働省, 2008/2)平 孝臣, 赤川 浩之, 岡田 芳和 ら. 本邦における痙縮の疫学的調査. リハビリテーション医学. 2000;37:863.

痙縮による異常姿勢が長く続くと、筋肉が固まって関節の運動が制限され(拘縮)、日常生活に支障が生じてしまったり、痙縮がリハビリテーションの障害となることもあり、痙縮に対する治療が必要となります。早期から実施されるリハビリテーションにボツリヌス毒素療法を効果的に組み合わせることによる機能障害の改善が期待されます。

当院のボトックス外来では、ボツリヌス療法の経験豊富な医師が直接お話しを伺い、ボツリヌス療法の適応を判断すると共に、適切な治療法について患者様一人一人にご提案致します。痙縮の筋を同定し、治療前、治療後に痙縮の評価と機能評価を行います。また、頭部MRIにて治療前後に痙縮の改善に伴う脳機能の変化を評価しています。これらの評価により、次の治療に反映させています。
当院ではボツリヌス注射時はエコーを行い、痙縮筋を同定し、正確な注射を行っています。

2012年6月より痙縮にボツリヌス療法を開始し、これまでのべ184例の患者様を治療しています(2014年11月27日現在)。

手足の筋肉のつっぱりでお困りの方は、「当院脳神経外科外来」までお気軽にご相談ください

診察時間:午前9:00~12:00
担 当 医:脳神経外科 溝渕 光