整形外科のご案内


外傷(交通外傷、スポーツ外傷)、変性疾患(肩、股、膝関節の痛み、頸、腰の痛みや手足のしびれ)等を中心に治療を行っています。リハビリテーション科を併設しており、手術後だけでなく保存療法や手術前のリハビリテーションも行っております。主な手術は外傷手術、脊椎脊髄手術、人工関節手術で年間約400件行っております。近年の社会の高齢化に伴い、ご高齢の方の骨折、変形性関節症、脊椎脊髄疾患が増えており、当科での手術の約2/3占めています。ご高齢の方は合併疾患、種々の事情で早期社会復帰が困難な場合が多く、併設の回復期病棟を利用していただき、ある程度の日常生活動作が可能となるまでリハビリテーションを行っております。

脊椎外科

脊椎脊髄疾患については、ほぼすべての領域に対応しています。
手術をする場合は、最小侵襲手術を心がけています。
ただし、不必要な手術は避け、薬物療法や神経ブロック等を行っています。
また、リハビリテーションも積極的に行っています。

最大限安全に配慮した手術を心がけています。
そのために、ほぼすべての手術で最新鋭の手術用顕微鏡や内視鏡を使用しています。
また、術中に3DCT、ナビゲーションシステム、神経モニタリングシステムを必要に応じて使用しています。
術後の鎮痛に対しては、前もっての神経ブロックや鎮痛薬の持続静注などで最大限に対応しています。

  

      3DCT画像           ナビゲーションシステム     モニタリングシステム


《代表的疾患に対する治療方法のご案内》

・腰椎椎間板ヘルニア

  PELD(経皮的内視鏡下ヘルニア摘出術)を導入しています。
  この術式はまだ日本では20数カ所程度しか施行する施設はありません。
   (健康保険適応です)

日本PED研究会
椎間板ヘルニアの最新治療 ~PELD手術~
傷は約7mmです。局所麻酔で行うこともでき、原則として 手術翌日に退院することが可能です。
腰部脊柱管狭窄症を合併している場合には、18mmの筒を使用した顕微鏡下の手術(MD)を施行します。
この方法も従来の手術法と比べ低侵襲で、1週間以内で退院が可能となります。
手術翌日から歩行することが可能です。

 

 

・頸椎症性脊髄症

手足がしびれる、ハシが使いにくくなった、歩行時ふらつくようになった等の症状が出現した場合、早めの手術を考慮する必要があります。
多くの場合、後方からなるべく筋肉をはがさない、最新の術式(白石法)で行っており、手術翌日から歩行することが可能です。
前方から手術を行う場合には、ケージを用いた独自に開発した低侵襲な術式で行います。
ソフトカラーなどの軽度な固定も短期間で済みます。

・腰部脊柱管狭窄症

まず薬や神経ブロック等で治療しますが、下肢の痛みやしびれが強くなり、歩行できる距離が短くなった場合や、足の脱力感が出現した場合は手術を考慮します。
なるべく筋肉をはがさない最新の術式で行っており、早期の離床を図ります。 手術翌日から歩行することが可能です。
必要に応じて、固定術を併用することもあります。この場合も切開をできる限り小さくし筋肉をなるべく剥がさない術式を選択しています。

・脊椎圧迫骨折

通常は、まずコルセット装着など保存的治療を行います。しかし、痛みが長続きする場合に人工骨やセメントを詰める椎体形成術や固定術を併用する場合もあります。
遅発性神経麻痺が生じた場合は前方および後方からの除圧固定術が必要となることがあります。
平成23年1月より、BKP(経皮的後弯矯正術)が保険適用となりました。短時間の手術でつぶれた骨を骨折前の形に近づけることができ、痛みの早期軽減を図ることができます。


保存的治療の代表である神経ブロック注射も、透視あるいは超音波エコーや電気刺激装置を使用して確実に、また出来るだけ痛みを与えないよう心がけています。

何かご不明なことやお問い合わせ等は、整形外科外来までお願いいたします。 (℡:088-823-3301)

                                                             (佐藤 正樹)

脊椎外科手術症例数



 
 

医師

佐藤 正樹   Satō Masaki
整形外科脊椎外科部長
医学博士 日本整形外科学会専門医  日本整形外科学会脊椎内視鏡下手術・技術認定医(3種)
日本脊椎脊髄病学会指導医 日本リハビリテーション学会認定臨床医 日本ペインクリニック学会専門医
 

その他

※NHK高知放送局で佐藤正樹医師が行っているPELDについて放送されました。放送された内容は先進医療推進機構(AMPO.tv)の動画に掲載されています。(http://www.ampo.jp/movies


整形外科受診に関するお知らせ

月曜日・水曜日の診療は混雑が予想されます。診療内容の充実を図るため、新患の方、再診の方、処置の内容等により、受付番号を前後してお呼びすることがありますので、予めご了承頂きます様お願い致します。
なお、14時~15時頃は特殊処置のため、診療を一時中止させて頂きます。

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